Scorpions - Pure Instinct @ 2010,07,08 Thu

Scorpionsの「Pure Instinct」アルバムを聴いた。最初聴いたときは「あれ? 大したことねー」と感じていたのだが、三回、四回と聴くたびにどんどん胸にくるものが増え、十回ほど聴いた今では「地味ながら名曲ぞろいの名盤じゃね?」とまで思うように。特に、八曲目の「Where The River Flows」がお気に入り。
クラウス・マイネの歌声は素晴らしい。ずるいくらいだ(笑)。
ちなみに、いつも参考にしているウィキペディア式サイトEncyclopaedia Metallumでは、一つだけ付いているユーザーレビューが「10%」(100%中)だった。さすがにこれは不当だろうと思った。たったひとつではあくまでも参考にしかならないけど……Encyclopaedia Metallumはちょっとオールドスクール趣味、マッチョ趣味が強すぎるんじゃないかと、最近感じている。
もちろん、この「Pure Instinct」アルバム、昔のハードロック路線に比べれば、随分軟化した、ポップスとさえ言える内容。Scorpionsに何を期待するかによると思うけど、荒々しさ、若々しさ、勢い、かっこいいギターソロなんかを期待するとガッカリすることも確かだろう。タイトルの「純粋な本能」という言葉から、初期衝動的なロックを期待させられちゃう人もいるかもしれない。その人には同情するし、昔のScorpionsが好きだからこのアルバムは認められないって人がいるのも仕方ない。
でも俺は、彼らの作るメロディが好きだから、問題なく聴ける。この人たち、上手くトシ取ったなーと感心する。俺もこういうおっさん/おじいちゃんになりたいよ。
ともかく、昔からスローテンポのバラード曲にも定評のあるバンドだったわけで、「Holiday」とか「Is There Anybody There?」とか、そういうのがいけるクチなら、このアルバムもオススメ。
このひとつ前のアルバム「Face the Heat」が出た当時に聴いたんだけど、ベースの音作りがゴージャス過ぎて気分が悪くなり、途中で聴くのを止めてそれっきりになっていた。今度改めて挑戦してみようかな。
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