「ツァラトゥストラはかく語りき」

2005年5月5日発表・無料配布のシングル。
表題曲ほか四曲入り。
シングルというかむしろミニアルバムか。タダで配るの惜しいんだよなぁ、なんてね。

焼酎院、T村が作詞・作曲にも手を染めてしまった、記念すべき作品。
特に「蘭学姫始」は、既にマニアックな層に大ウケ。

バックコーラスには、ゲストとしてチャリ氏、テリー氏、四谷ケンヂ氏、ぶるお氏(順不同)の
皆様においで頂きました。ありがとうございました。


余談になるが、ニーチェの同名の著書は、現在「ツァラトゥストラはこう言った」なる邦題で
岩波文庫から出版されているとか。
「かく語りき」と同じ意味ではあるけど、やっぱり古めかしい表現の題名の方に慣れ親しんだ身としては、
「こう言った」では据わりが悪く思えてしまう。

 

"Girl, what a bundle of joy just to be with you," thus spake Zarathustra... NOT!!!

 

↓収録曲目↓

01. ツァラトゥストラはかく語りき
02. ローマ法皇はナマがお好き
03. 蘭学姫始
04. 電気ショック! 源内先生
05. Stones (カバー曲)

 

ツァラトゥストラはかく語りき
作詞・作曲:中坊俊平太

俺の 俺の歩みは
それが ヤツの没落
蛇と 鷹の賢さが
俺の 超人パワー

百万パワー   (Die! Die!)
神も死ぬわい  (Die! Die!)
人間だものオラ (Die! Die!)
呪いのローラー (Die! Die!)

盗んだ入れ歯で走り出す
国家という名の噛み付き屋
駱駝と言う名の畜群を
竜の心で 「汝なすべし」

蝿を 叩き潰すのが
俺の 俺の運命(さだめ)じゃねぇ
人類(ひと)の 神への愛は
十字架に かけることだった

ニーチェアロー  (百万ボルト)
ニーチェビーム  (熱光線)
ニーチェウイング (空を飛ぶ)
ニーチェイヤー  (地獄耳)


※T村(Vo)本人による楽曲の解説
『この曲のテーマは言うまでも無くニーチェだが、俺はさらに一歩踏み込んで
「多くの人にとって、業(カルマ)がどのような意味を持つか」
「俺の生活の中で業(カルマ)の上下がどのような変化を齎しているか」
を意識しながら歌った。レコーディング中はファンのみんなに理解してもらえるかという
大きな不安があったけど、完成品を聴いてそんなものは吹っ飛んだ。
「これこそが本物のニーチェメタルだ!」ってね』

 

ローマ法皇はナマがお好き
作詞・作曲:焼酎院、T村、イタバシミノル

※ Chorus
ベネディクトシクスティーン
  赤いマントに身を包み
  ざんげの部屋で奴が待つ

迷える哀れな子羊に
アイツの瞳は輝いた
筋金入りのカトリック
悪魔に買わせる免罪符

週末は説教で休日返上なんだよ
人間がサルから進化したってんなら
サルに説教代わってもらいたいもんだぜ

※ Chorus
ベネディクトシクスティーン
  天動説を信じてる
  全ての教会、従えて
  異教徒なんかは一撃だ
  腰のイチモツで一撃だ

天国に至る門は 狭き門ほど気持ちいい
生めよ殖やせよ、地に満ちよ
地上の楽園、ここにあり

家を飛び出た悪ガキに
アイツの瞳が燃え上がる
筋金入りのカトリック
魚の徴で通じ合う

マリア様は処女ったら処女なんだよ
だから、ヨセフも童貞だったんだよ
だったら、俺が童貞だって不思議はないよなあ?

※ Chorus
ベネディクトシクスティーン
  生麦、生米、生ファック
  肉が焼けるの待てません
  生ガキ、生ウニ、生ファック
  ゴムフェラだって許さない


※T村(Vo)本人による楽曲の解説
『俺を含めた新メンバー二人と、「ミスターアイアンサム」こと板橋が始めて共同で制作した曲だ。
「腰の一物で異教徒達を一撃で殺すことが可能である」というナンセンスな一節を除いたら、非常に
シンプルでストレートなスピードチューンだ。それにしても腰の一物で一撃で異教徒を殺せるだなんて、
本当ナンセンスだよな!』

※※ 歌詞の掲載は、現在準備中です。

 

蘭学姫始
作詞・作曲:焼酎院

玄白先生 病める弱者の心を開き
玄白先生 南蛮医学で体も開く

悲しき運命の数多の骸と
腑分けという名の死後の秘め事

*1
これが肝なり
それが肺なり
あれが腎なり
虚空と化した少女の体に
骨の髄まで愛を注ぐ

玄白先生 南に病で伏せる妻あり
玄白先生 北に不貞で斬首の女

はかなく散った哀れな少女と
腑分けという名の死後の秘め事

*1 くり返し

*2
蘭学事始
蘭学その始
蘭学姫始
ターヘルアナトミア
解体 この骸
買いたい その体
解体させて欲しい
ターヘルアナトミア

冷えた体の中から
暖めてやろう
素手で背中を開き
暖めてやろう

*1 くり返し

*2 くり返し


※T村(Vo)本人による楽曲の解説
『ENTOMBEDとマリリンマンソンと混ぜた感じのシャッフルリズムが印象的な曲。
IRON THUMB史上のみならず日本のメタル史においても非常にユニークな曲に仕上がっている。
作詞作曲を手がけた焼酎院に、「これって実は屍姦をイメージして書いただろう」と言ったら「違う」と一蹴された。
俺の歌い方にはSIGHの影響が現れている』

 

電気ショック! 源内先生
作詞:イタバシミノル
作曲:焼酎院

源内先生が肉体改造
ついに身につけた必殺の技
うなぎのパワーたくわえて
背中に走る比類なき電流

今日は土用の丑の日で
二人が雌雄を決する日
一子相伝の暗殺拳
人間発電拳

轟く雷鳴 継承の掟
土用 丑の日 うなぎ かばやき
うなる拳が大地を揺るがす
三本ロープの ジャングルにふたり

源内先生が手術の果てに
新たに手にした必殺の力
ブルーノ・サンマルチノ倒すために
悪魔のパワー、エレキテル

発電拳を継ぐものだけに許された称号
自家発電の最高峰 「人間発電所」

轟く雷鳴 そして二人の宿命
土用 丑の日 うなぎ かばやき
交える拳で全てを語る
日々の暮らしに うなぎの潤い


※T村(Vo)本人による楽曲の解説
『歴史に残る天才発明家である平賀源内の戦いを描いている、と思いきや、誰も気付かぬうちに
「ウナギ」がテーマに摩り替っている、という非常にテクニカルにアレンジされた曲。
「メンバー全員がウナギを食べたくて仕方ない日にレコーディングを行う」と決め、実際に実行した。
今作のリリースが大きく遅延したのはこのためだ』

※※ 歌詞の掲載は、現在準備中です。

 

Stones (カバー曲)
作詞:グエノ
作曲:イオロ

Long ago ran the sun on a folk who had a dream And the heart and the will and the power
They moved earth; they carved stone; moulded hill and channeled stream
That we might stand on the wide plains of Wiltshire

Now men asked who they were, how they built and wonder why
That they wrought standing stones of such size
What was done 'neath our shade? What was pray'ed 'neath our skies
As we stood on the wyrd plains of Wiltshire

Oh what secrets we could tell if you'd listen and be still
Rid the stink and the noise from our skirts
But you haven't got the clue and perhaps you never will
Mute we stand on the cold plains of Wiltshire

Still we loom in the mists as the ages roll away
And we say of our folk, "they are here!"
That they built us and they died and you'll not be knowing why
Save we stand on the bare plains of Wiltshire

Oh what secrets we could tell if you'd listen and be still
Rid the stink and the noise from our skirts
But you haven't got the clue and perhaps you never will
Mute we stand on the cold plains of Wiltshire


*対訳:T村

遠い昔 太陽の下に 一つの民族がいた
彼らには夢 勇気 意志 そして力があった
彼らは世界を動かした
石を切り 丘を切り開き 水路を開いた
それがこの広大なウィルトシャーの地になった

今 人は疑問に思う
誰が どのように そして何のためにこのような祭壇を創ったか
私達に見えない所で何が行われたのか
変わらない空の下 何を祈ったのか
同じウィルトシャーの地に立っているのに

この奇跡を 静かに語って欲しいなら
あのけがれ 騒音を消してきて欲しい
しかしそれは不可能であろう
冷たいウィルトシャーの地に黙り込む

時は流れ 霧の中微かに見えてきたようだ
私達は「ついに見つけた!」と言う
この地を作り上げた人々の遺体がそこにあった
彼らがどのようして死んだのか 誰も知らない
この剥き出しのウィルトシャーの地を残して

この奇跡を 静かに語って欲しいなら
あのけがれ 騒音を消してきて欲しい
しかしそれは不可能であろう
冷たいウィルトシャーの地に黙り込む


※T村(Vo)本人による楽曲の解説
『かつて三大RPGとしてWizardry(ウィザードリィ)、Might & Magic(マイト・アンド・マジック)と並び称された
Ultima(ウルティマ)で使われている曲のカヴァー。
イオロ、グエノ夫婦によって書かれた。洋ゲーの良い部分が凝縮された曲』

 

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