STEINBERGER 板橋実自己満足のコーナー。全体的にどうでもよい話。

証拠写真 その壱
証拠写真・その壱。
2002年12月のコピーバンドのライブにおいて使用したときの模様を背景においてみた。イングヴェイ・バンドとCANNIBAL CORPSEバンドで弾いた。
** 2002年11月に購入したおニューの中古ベース。 **

STEINBERGER XPである。
細かい型番などは、よく調べていないので分からない。XP2とか色々あるらしい。買ったのも10月だったかも。全体的にうろ覚えですまぬ。でも別に誰も困らないよな。

ボディ:木材
ネック:グラファイト(って強化プラスチックのこと?)
EMGピックアップ(たぶんパッシヴ)
2ボリューム1トーン
4弦24フレット
……だいたいこんな感じだ。

肝心の音だが、けっこう気に入っている。ボディは木材なんだけど、ネックがグラファイト製で、木製のベースとはかなり違う音が出るのが面白い。俺が買った楽器の中では、間違いなくトップの値段と音である。だからというわけではないが、買ってからというもの、レコーディングに使うのはこればっかり。

手首を置ける場所がかなり限定されるので、ピッキングを少し変えた。殊にピッキングのタッチについては去年の春から悩んでいたんだが、このベースは全力で弾くと予期せぬ音が出るので、かなり力を抜いてピッキングするようになった。その予期せぬ音とは、たぶん、弦がネックに当たる音なのだろう。プレシジョンなんかだと、それも味なんだけども、スタインバーガーにはまだ慣れぬせいか、ちょっと耳に障る。

まあ、その、なんだ。新しい玩具を手に入れて浮かれている、という気分が上の文章から皆様に伝われば幸いである。

 

*** 以下、ネットでスタインバーガーのことを調べてみたことの大まかなまとめ。 ***

STEINBERGER(スタインバーガー)は、ヘッドが無く、小さな四角いボディ(通称「お弁当箱型」)が特徴である。
同様のシェイプでベースもギターも発売された。
先に発売されたのはベースである。
ネックとボディが一体成型された「XL」が代名詞的モデルである。 ←欲しい
主な材質は、木材ではなくグラファイトである。

なぜSTEINBERGERというのか。
それは、この形の楽器を考案したのがネッド・スタインバーガーというデザイナーだから。
ノーベル賞受賞科学者の息子だそうだ。
また、スペクター・ベースでおなじみのスチュアート・スペクター氏とはデザイン畑で同僚だったらしい。

現在、全体がグラファイト製のものは作られていないそうだ。
木製の廉価なものなら新品で手に入る。
だから、もし「本物」を購入するなら中古で探すしかない。
状態のよいSTEINBERGER XLは高値で取引され、楽器屋店頭に中古で出ようものならすぐに売れてしまう……
とは楽器屋さんの店員さんの談。

現在は純正品が生産されていないことも手伝い、今となっては'80年代の象徴のようにも感じられる。



*** この音源で聴ける。 ***

百見は一聴に如かず、という言葉もある。
なので、皆様にどんな楽器なのかをお伝えするために、「このアルバムにおいてスタインバーガー・ベースの
音が聴ける。」という情報を集め開示してみようと思ったのだが、ぜんぜん見つからない。
使用しているミュージシャンなら、数人の名前を見つけることができたのだが…。
インターネットで検索すると、どの情報もみな「状態がどうこうで」とか「この年式だとアレがナニで」みたいな話
ばっかりで、肝心の音についての話が少ないのだ。
プレイヤーよりはコレクターが買って、使用せずに大事に抱え込んでいるってことなのかなあ。
ともかく、この項目については目下調査中。
情報が入り次第更新の予定。

・映画「サブウェイ」で、ストリートミュージシャンがスタインバーガーでスラップする場面があった気がする
・IRON THUMBの次回作(=「ピップ牢屋番」)
・HAMMERNATIONの次回作(2003年2月予定)



*** このミュージシャンが使用している。 ***

・ウジャ・ビンビン氏(
Mong Hang
(ライブで見たとき、STEINBERGERベースでしかもフレットレスだった。すげえ。アルバムで使用しているかどうかは未確認)
・ゲディ・リー(RUSH)
・モト冬木
(よく知らないんだけど、ギタリスト?)
・ポール・スタンレー(KISS)
(当然メイン使用ではない/ギタリスト)
・横山ホットブラザーズ
(これも未確認情報)

 

証拠写真 その弐
証拠写真・その弐。
撮影が悪くてボケボケになってしまったが、本当はきれいに彫り込まれているSTEINBEREGERのロゴ。
印刷じゃなくて彫られているというのが、また、そそる。

 

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