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 映画「ザ・アビス 首都沈没」を観た。
「なんか地面とか沈下しそうでマジ危ない」って女性学者が言ったけど、金持ちとかが「大丈夫くせえwww事故が起きてから考えゆwww」と言ったので自分で解決するために地下坑道に下りていく、というお話。2008年、ドイツ。
 ディザスター・パニック映画と銘打たれてるけど、地底探検が主。
 聞くところによると、劇場公開作品じゃなくて、テレビ放映用の映画だったそうだ。テレビ用とは思えないレベルだった。劇場公開作品と考えると、確かに低予算臭さがプンプンしてるけども……(笑)。
 定冠詞の発音については、もう突っ込む元気がない。

 ハリウッドには、白黒黄色の各人種をバランスよく出演させるべしというお節介な指針がいつの間にかできていたけれど、ドイツ映画にはそれがないようだ。画面中ゲルマン人だらけだった。ハリウッド映画に慣れきった自分の目には新鮮だった。
 邦題は「首都沈没」となっているが、首都ベルリンは映らない。というか郊外だった。これが首都だとしたら、どんな小国なんだろう(笑)。

 では、舞台となったこの町はどこなのか。
 海外の映画紹介サイトには「Ruhr football stadium」という言葉が。……辞書で引いてみたらRuhrは一般名詞……。地名じゃないのか。ドルトムントのサッカー球場なんか、映画に登場するものと似てる気がするけど、やっぱ違うよなー。
 どこであろうと、「首都」には無理がある町(笑)。

 沈没じゃなくて「陥没」が正しいのだろうし。映画の内容が意外とマトモだったのに比して、邦題はものすごくレベルが低い。

 ビデオながら見日記で、
サブタイトルには首都とありますが、色々と類推するとおそらくはケルン
という一文を発見。ケルンか……。大きな町だけど、大聖堂以外はパッとしない観光地、ケルン。そのしかも郊外となると……やっぱ見ても分からんわけだ(笑)。

 ドイツの消防士やパトカーがいちいちヴァッケンを思い出させてくれて、嬉しくもあり、今年ドイツ旅行ができないのが悲しくもあり。



 消防局の人。主人公の警告に遅まきながら気づき、地上でフォローする。ゲルマン顔。





 その部下。脇役だけどいい味出してた。ゲルマン顔。





 地下で文字通りの「暗躍」をする同僚。ゲルマン顔。





 主人公とその父親。ゲルマン顔。





 主人公の恋人。ゲルマン……ではあるが、この中では最も普通に「映画俳優っぽい」系統の二枚目。さすが、ヒーローの地位を占める男。


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 映画「借りぐらしのアリエッティ」を観てきた。
 いやー、想像していたよりも遥かに良かったよ。「感動巨編」を避けて映画を作ろうとするスタジオジブリの姿勢には好感が持てる!

 しかしまさか、あんなところで「第九地区」へのオマージュをはさんでくるとは。腹筋が割れるかと思った。公開時期だって重なってたはずなのに、どうしてそんなことが可能だったんだろう。
 あと、チャールトン・ヘストンがゲスト出演しているとは聞いていたが、まさかあんな、アメリカの貧しい白人を揶揄するような役回りだとは思わなかった。よく承知したなあ、チャールトン・ヘストンは。蛍光灯のちらつく、とっ散らかったリビングルームでTVディナーを食べながら、三本しかないポルノ・ムービーを繰り返し繰り返し見続けるチャールトン・ヘストンの姿に、いつしか館内も静まり返っていた。

 そんな男から物を借りて暮らしているアリエッティをいま我々はこうして笑っているけれど、彼女の借りぐらしは私たちの生活への警告かもしれないのだ! そう、きっと第二、第三のアリエッティが現れるに違いない。



 以下、ネタバレ込みの感想。



 すいません。観ていません。腹筋も割れてません。
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 映画「マーキュリー・ライジング」を観た。ブルース・ウィリス主演の映画。1998年。「シックス・センス」と同時期で、あれと近い雰囲気を狙ったんだろうと思われる節が多々あるけど、いかんせん脚本の完成度が低い。「シックス・センス」の足元にも及ばぬ仕上がりとなっていた。



 たまたま最高機密の暗号を解いてしまった少年は、情報機関に命を狙われることに。





 スパイ・アクションという形式からいって、悪玉を撃ち殺して終わりという脚本ではいかんだろ、と思うんだけど、悪玉を撃ち殺して終わりだった。少年の命を助けるのはいいけど、暗号を作った部局の後始末や、主人公のその後の身の振り方はどうなるの? 今後も少年は狙われ続けるの?

 それから、主人公は妄想癖があるという設定なのだけど、作品中で彼はごくリアルなことしか言っておらず、説得力がない。「ビューティフル・マインド」やディックのSF小説のような深みが、全く出ない。
 これだけ粗い脚本では、「シックス・センス」と違って全く話題にならなかったのも、自然なことだ。

 久しぶりにアレック・ボールドウィンの顔を拝めたのは嬉しかったが、別に彼じゃなくてもできる役だったので、残念。やはりこれは、決定的に脚本がよろしくないな。



 結局最後は銃撃戦のブルース・ウィリス。「ちくしょう、クリスマスだってのにどうして俺ばっかりこんな目に……」







 アレック・ボールドウィン。





 同僚。いい人。小錦に似ている。いや、曙か? まあどちらでもいいか。


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 半ば伝説になりつつある駄作映画「デビルマン」のDVDが友人宅にあった。



 驚いて手に取ってしまい、ついでに証拠写真も撮ってしまった。
 彼の言うには、俺があまりに駄作と言いまくったもんだから逆に興味が出てしまい、ブックオフで購入したんだそうな。何か申し訳ないような、でもブックオフならまあいいか、というか。

 デーモン、バンザーイ(閑話休題、のアクセントで)。

 まあしかし、アニメ版とまんが版も全く違う内容になったのだから、映画だってそれぞれとかけ離れたアレになってもいいのかな、と最近は思うようになった……けど改めて文字にしたら間違ってるよ、この考え方! アニメとまんががそれぞれ別ものになったのは、作者本人の意図やテレビ・雑誌各媒体の意図があったからなんだよな。「制作委員会」とやらが好き勝手に駄作に仕上げていいってもんじゃないよ、やはり。

 デーモン、バンザーイ(今日はこれまで、のイントネーションで)。
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 映画「ハイランダー ネクスト」を観た。原題は「Highlander the Source」。このタイトルどおり、彼らを生かしている奇跡の源を探し求める話。
 しかし、物語には特に意味なんかなかった。例によってチャンバラして意味なくハイランダーが死んでいく映画だった。
 惑星直列の話は何だったんだろうか……。

 アマゾンでこのシリーズの事を調べていたら、一作目の解説に「SFファンにあまねく浸透している名作」と書かれていた。浸透している対象は、「SFファン」じゃなくて「B級映画マニア」ではなかろうか? これら二つの層が大きく重なる部分を持つのも事実だが(笑)。
 俺は二作目「蘇る戦士」とこの「ネクスト」以外まだ観たことがない。クリストファー・ランバートは一度しか観ていないわけだ。二作目を観たのは、ショーン・コネリーが目当てだった記憶がある。



 主人公。





 今回の敵、「守護者」。彼らの探す「奇跡の源」を守っている。



 ハムナプトラっぽい外観。
 彼の異常な素早さは、早送りで表現されるのだが、気持ち悪かった。



 爆発を背景に、歩いてくるハイランダーたち。ムダにかっこよかった。……しかし、本編に直接関係ないアクションシーンなので、本当に「ムダ」なかっこよさだった(笑)。





 主人公の持っていた武器。



 意味ありげに漢字が彫ってあるけど……日本人の俺が見て意味が読み取れないんだから、多分意味はないんだろうなあ。



 一番面白かったのは、「食人族がいて港を占拠してる」の場面。
 ナレーションなどで「荒廃した未来」と言われていたものの、ほとんど直接的な描写がなかったため、いきなりこんなことになって驚いたよ(笑)。



 ハイランダーたちは島に上陸して「源」を求めるのだけど、島の中は「北斗の拳」みたいな世界だった。ハムナプトラっぽい人物を登場させておきながら、中身は「マッド・マックス」の系譜だったわけだ……。
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 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観た。

 ブラピ。



 なんとなく面白かったんだけど、観終えてみると、散漫な印象だけが残った。ブラッド・ピット演じる主人公ベンジャミン・ボタンの性格が一貫していなかったからかと思う。それと、二時間四十五分は長すぎた。

 その他の疑問点――ハチドリは何の象徴だった? ミスター・ガトーはその後どうなった? 「人前に姿を見せなくなった」というから、てっきり再登場するのかと思ったのに。そしてなぜベンジャミンだけがああなった? 同じ日に同じ町で生まれた子供はもっとたくさんいただろうに。ボタンの事業に全く関わってなくね?

「数奇な人生」という副題も酷い……と思ったら、元の小説の邦訳からしてこの題名らしい。困ったもんだ。数奇かどうかは観る側が決めるから放っといて欲しかった。そういえば、「フォレスト・ガンプ」の副題「一期一会」もどうかと思ったことであるなあ。

 序盤は面白かったけど、ベンジャミンことブラッド・ピットが若い姿になりデイジーとのラブロマンスが顕在化し始めたあたりから、どうでもよくなっちゃった。ベンジャミンがあの館にいた頃が一番面白かった。クィーニーも、その旦那さんも、雷に七回打たれた男も強烈な人物だった……。

 タグボートに乗る部分も面白かったのに、短くて残念だった。
 ソビエトのムルマンスクで出会った領事夫人は、出番は短かったけど終盤にもきちんと見せ場があって、非常に良かった。



 北の海を行く船。




 RammsteinのReise, Reiseのジャケット(日本盤)を連想する。





「サイダーハウス・ルール」や「フォレスト・ガンプ」と比べてみると、作品に一貫した主題が欠けているように感じた。
 原作者のフィッツジェラルドの小説をまだ一度も読んだことがないので、一番有名な「グレート・ギャツビー」くらいは今度読んでみようかな。たぶん、この映画よりは面白いに違いない。

 あとは「雷に七回打たれた男」総集編。ちょっと縦長になってしまったので、「続き」に格納。


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