艶恋師 第一巻/みね武(画)・倉科遼(作) --- 2008,05,24 Sat
おはようございます。最近「きぬた」と連呼しすぎてゲシュタルト崩壊気味のイタバシです。「きぬた(砧)」ってのは、早い話がセックスの体位のひとつです。
今朝、ネット書店アマゾンからきぬた(「艶恋師(いろこいし)」の通称)が届いたので早速レビュー。一挙六冊が到着したんだけど、一冊読んだところで力尽きたよ。 腹帯の文句は 劇画を極めたビッグコンビが世に放つ、希代の超娯楽作!!ウソは書いてないと思いたいけど、「劇画を極めた」はやっぱり言いすぎじゃなかろうか。このテーマの作品としては、少なくとも平松伸二の「どす恋ジゴロ」の方が上だしなあ。 裏表紙の作品説明は 神楽坂の地で芸時の師匠を生業とする菊之介――。性愛に悩める女を救うため、この男が夜に請け負う、もう一つの仕事とは――!?簡単に言えば、主人公が女性とセックスして悩みを解決したり、知り合いの政治家に頼んでセックス以外の問題を強引に解決する、という……形式上は「ブラックジャック」の系譜に連なるなどとは死んでも認めたくない、オムニバス形式の作品。「ザ・シェフ」だってもうちょっとマシな解決をするぞ。 前置きはこのぐらいにして、単行本第一巻のハイライトをご紹介。「続きを読む」をクリックすると単行本からスキャンした性的描写が表示されるのでご注意下さい。 ![]() 第三話「淋しき女・桃子(前編)」より。きぬた初登場 ![]() 第五話「傲慢アイドル・マユ」より ![]() 第九話「洋モノ好きの女・ミイ&ケイ(後編)」より 単行本を買ってようやく気づいた。きぬたの絵はコピー(※)。女性のセリフ(叫び声)が入る場所までテンプレートで決まっているようだ。 先々週だったか、見開きできぬたを使っていて、さすがにあれはコピーだと分かったけど……まさか全編を通じてコピーだなんて……。さすが、「劇画を極めたビッグコンビ」の仕事は違う。 ※ 「コピー」は「交尾」の謂いだって書こうと思ったけど、それしきのフォローではどうにもならないレベルなので止めた。 あと、3DCGで「きぬた」を再現しているサイトがあってクソ笑ったので、リンクを張っておく。この無表情っぷりはやばい。>> こちら |
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