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 パルメザンパルチザンを混同していた時期があります。うむ、これはこれで一種のサムライ。

 こんばんは、イタバシです。


 今回は、ナヲコの「ディファレントビュウ」を読んだ。1999年4月の単行本。BLIND GUARDIANの「Imaginations from the Other Side」を聴きながらこれを読んでると、今が2010年だなんてとても信じられなくなって……くるよぉ……。うむ。これはこれで一種のサムライ。

 ナヲコは大好きなエロまんが家なんだけど、その後エロい単行本を出さないなーっつうかコアマガジンでまんがを描いてないなーと思いつつ時は過ぎ……さっき調べたら、2008年7月に「からだのきもち」という単行本を出していたらしい。完全に「忘れた頃」だし、実際忘れていた。ごめんなさい。
 他に、2006年の「ナキムシのうた」という総集編同人誌があって、それは2007年ごろに手に入れた。

 今はコミックリュウで活躍中らしい。



 さて、こちらが「ディファレントビュウ」の表紙。表と裏で対になるデザイン。ありがちなようで、エロまんがにはあまりないスタイル……だと思う。この鮮烈な赤も、じつは珍しい。



 エロまんがといいつつ、行為そのものよりも登場人物たちの人間関係や心理描写が作品の主となる作風。まんが好きには評判が良いけど、オナニーの道具としてはちょっと弱いというかマニアックな部類に入ってしまう、不遇な作家。
 と申すか、まあ、やおいやショタ、百合方面の方が向いてるんだろうし、実際そちらも描いているらしい。これはこれで一種のサムライ。

 以下、画像入り解説。


 
 表題作の「ディファレントビュウ」がエロい。女の子二人の中身(意識)が、ぶつかった拍子に入れ替わってしまうという話。



 左、宮の沢さん。右、円山さん。
 初期作品のキャラ名は「某市の地名」から取ったらしい。……札幌?





優等生のカオしてるくせに
男の人にあそこなめさせてるんだ
 扇情的だのう。性的に興奮するわい。



 既に「経験済み」の宮の沢さんが、未開通の円山さんの体にイタズラを施すの図。





 登場する女の子たちは、今見るといかにも'90年代だなー。軽率だったりちょっとアタマが悪かったりするけど、やっぱり乙女で、だけど男が描く単純な乙女じゃなくて中身のある、生きた人物っぽいところが面白い。ナヲコの人物描写すごい。



 この娘は兄と関係を持っていて、さらに上の兄とも……というところで終わる。
 そこで3Pにならないところが奥ゆかしいというか時代というかページ数の制約というか。続編を読んでみたくもあるけど、この余韻こそが大事だから、ここで終わるのが正解なんだろうなという気も。



 セックスに興味津々で、兄に訊ねにきたけどその友人に捕まって篭絡されそうになる妹の図。



 男は男でやっぱりアホっぽい(笑)。でも、いわゆる「本番」はしなかった。その切り上げ方がすげーよなー。これはもうアレだ、一種のサムライ。



 こういう小さなコマでセンスが光る。





 全体として、'90年代の生んだ徒花というか……面白いんだけど、どうしてエロまんが家になったんだろか、この人。俺は好きなんだけど、エロまんがとしてはちょっと弱いよなー。俺は好きなんだけど! 是非コミックリュウで大ブレイクして頂きたい。



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