Cubase FXでソフトシンセを鳴らす方法 --- 2010,04,02 Fri
昨日の記事で一番気に入っている箇所は、短歌の話だからって記事カテゴリが「音楽」になっているところ。
さて、突然だけど、絵入りで解説、Cubase FXでVSTi(ソフトシンセ)を鳴らす方法。 そもそもは内輪向けの用途だったけど、きっと他の人の役に立たんでもないだろうから、一応ブログ記事にしておく。FXはヴァージョンでいうと2なんだけど、VSTの立ち上げ方は5も同じだし。 ■インストール ■VSTインストゥルメントの準備 ProgramFilesフォルダに「VstPlugin」フォルダを作成、ここに各種VSTiのファイルを投入。 (ここがデフォルト……のはず。アプリケーション起動後、メニューのDevice>Plug-in Informationからでも変更可能) ![]() ■プロジェクト用フォルダ作成 どこでもよいので、空白フォルダを作成。名前も適当に決める。 ![]() ■起動 ここでようやくアプリケーションを起動。 ■新規プロジェクト作成 Ctrl + Nで新規プロジェクト作成。プリセットがいくつかあるが、まずは「Empty」を選択。 プロジェクトの使用するフォルダ指定を要求されるので、さきほど作成したフォルダを指定。 ![]() ■MIDIトラック作成 プロジェクトウィンド(メイン画面)を右クリックのメニューから「Add MIDI Track」を選択。 ![]() ■VSTiの起動 F11を押して「VST Instruments」を表示。 数字の右の黒い部分をクリックし、どのVSTを起動するか選択。 (画像は既に起動済みの画面。「DSK AkoustiK KeyZ」が表示されているところをクリック) ![]() ■MIDIトラックをVSTiに接続 1. MIDIトラックを選択し 2. 左のMIDI outから先ほど起動したシンセを選択 ![]() ■MIDIイベント作成 トラックレーンで右クリック、「Draw」ツールを選択(上の画像を参照)。 ドラッグで、好きなトラックに空白のMIDIイベントを作成 ![]() 余談だが、個人的にはここが一番分かりにくかった。最初はMIDIトラックを何度もダブルクリックして「反応ねえな」って言って首を傾げてた。 ■MIDI入力 「Object Selection」(選択ツール)に持ち替えて、イベントをダブルクリック。 MIDI編集ウィンドが立ち上がるのでMIDIを入力。描画ツール等のツールは右クリック、またはウィンド上部のメニューから選択可能。 ![]() 他にもMIDIメニューからスコア入力が選択可能。ドラム専用の入力画面もあり。 ■テンポ テンポはCtrl + Tでテンポトラックを表示して変更。 ■確認 再生して、音が鳴るかどうか確認。 これで一通りのはず。音が鳴らない場合、環境設定のエラーの可能性が高いので、DeviceメニューからDevice Setup>VST Mutitrackを確認。複数の機材をパソコンに接続している場合、ここで切り替える。 ASIOという技術が深く関係しているらしいけど、正確なところは俺も分かっていない(笑)。 とりあえず手持ちのmp3やwavファイルをトラックに放り込んで、正常に鳴るかどうか確かめる手もある。波形とMIDIの問題切り分けに。 ■よく使うショートカット F2:ロケーター F3:ミキサー F4:VST Connections F11:VSTインストゥルメント シフト+ホイール:画面の左右スクロール |
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