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 津原泰水短篇集「11」を読んだ。

 本当に十一篇収録されているかどうか、数えて確認するのを忘れたまま図書館に返却しちゃったが、たぶん十一篇だと思う。

 アマゾンの各種レビューを斜めに読むまで、「11」という数字がサッカーの数字だということをすっかり忘れていた(笑)。そしてもちろんサッカーとは関係ない短篇集である。





 過去の短篇集「綺譚集」「蘆屋家の崩壊」に比べて、娯楽性というかサービス精神が減り、文学的というか津原泰水の神経質なところが前面に浸出してきた感触。書きたいことを書いてる分、完成させるのに苦労も多そうな作品が並ぶ。

 くだんとかグレートデンとか、相変わらず、動物がよく出てくる。牛が出てくるとつい「水牛群」を連想する。相変わらず水辺も好きな作家さんだ。
 おなじみ斐坂さんもしばしば顔を出す。猿渡さんはいなかったけど。

 中では、「テルミン嬢」が、純然たるSFで非常に良かった。このお嬢さんにはボリューム感知能力しかないみたいだから、テルミンとは平行に移し替えられないけど(笑)。

 全体的に語り口が静かになり、こちらの方が上品でいかにも「文学」っぽいけど、俺は「蘆屋家の崩壊」の方が好きだな。猥雑で、娯楽的で。「綺譚集」もいい。
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