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 久しぶりにブログ書きます。

 ウラジミル・ソローキン「ブロの道」を読了。

表紙画像はアマゾンから借りてきました

「氷」三部作の一作目。日本ではなぜか二作目の「氷」から訳出され、不思議に思っていた。どうせなら一作目から読みたいと思い、これが出るのを待って着手。

 現在、既に二作目「氷」も読了したのだけど、確かに二作目から発売されたのもまあ分からなくもない。やっぱり一から出しゃいいじゃんとは思うけど。
 本筋が進んでいるのは「氷」で、「ブロの道」はプロローグというか、発端。これなしでも本編は楽しめるし、あっても本編を完全に理解するには足らない。そういう形。

 第一部、第二部が出揃った今、ソローキンのファンなら一から着手すればよいのではなかろうか。まだソローキンを読んだことない人なら、二を手にとってみて、面白かったら一もお試しいただくということで、どうだろう。
 どうもこうもないか。



 ソローキンは「ロマン」「愛」が日本に紹介された頃、ポストモダンの作家と位置づけられていたけれど、ひとつ前に翻訳された「親衛隊士の日」やこの「氷」なんかではもうポストモダンを通過したポスト・ポストモダンというのか、そういう世代を呼ぶ言葉って何かあるのかしらね、とにかく今はそういう、分かりやすい作品を書いてくれる作家さんである。
 ただ、「ロマン」「愛」を読んでしまった人間にとっては、スカンクを恐れるキツネのごとく、何が飛び出すか最後のページまで警戒してしまうこともまた間違いねえわけで、そういうメタな部分での戦いを読者に強いるという点を取り上げれば、確かにソローキンは今なおポストモダンの作家なのである。という屁理屈は批評というものの短所、副作用と言えようか。

 文学部生の学期末レポートみたいになった。
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