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 映画「酔拳」を観た。監督はユエン・ウーピン、主演はジャッキー・チェン。邦題は「ドランクモンキー 酔拳」。

 いやー面白かった。中国人のカンフーアクションを満喫した。一時間半くらいだったかな、拳法しっぱなしだよあいつら。元気だなー。色恋沙汰も余計な横道もなく、ひたすら拳法・拳法・拳法だったので、楽しかった。

 ジャッキーの演じる若旦那がお調子者キャラだったので、そこは相変わらず抵抗を感じたのだけど、1978年公開のこの映画の時点で既にそうだったんだなーと思うと感慨深くもある。順番が逆だけど、「ポリス・ストーリー」あたりからジャッキー映画に入ったのだから仕方ない。
 ウィキペディアによると、「酔拳」のひとつ前、「蛇拳」の頃からジャッキーの映画は「明るい娯楽映画」を目指していたらしい。自分のセールスポイントを的確に見抜き、主演映画にしっかり反映させるとは、さすがジャッキー・チェン、二十台半ばからしっかり自己プロデュースもできていたようで、見事としか言いようがない。

 なお、序盤から中盤にかけては、酔拳は出てこない。中盤も過ぎようという頃、ようやく蘇老師から伝授され、修行の成果が花開く。これで観客は一挙にカタルシスを得……るんだろうか? 俺は、カンフーアクションが見られれば満足だったし、何より「どうせ最後にジャッキーが勝つんだろ?」という気持ちがあったから、脚本上の最大の興味は、父親や師匠が敵に殺されるんじゃないかって心配する程度だった。
 言い換えれば、一本調子だったってことかな。
 まあ、それでもカンフー映画としてとても楽しめる一本だったので、全然文句ないです、はい。
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 ひとつ前の記事「僕らのミライへ逆回転」の感想の続き。

 原題は「Be kind rewind」という。これは、フレッチャーとマイクが働くビデオ店の名前であり、レンタルビデオ店が「VHSテープを返却する際には巻き戻してください」という意味。kindとrewindで韻を踏んでいる。

 しかし、「僕らのミライへ逆回転」という邦題は、主人公達が未来に向かわず名作のリメイクばかりし、唯一撮ったオリジナル作品もジャズ創成期のドキュメンタリー、という点を汲んで、「未来へ逆回転」なのだろうけど、「ミライ」と表記がカタカナになっている理由が分からない。
「巻き戻して返却してください」という原題の意も汲み取れていない。巻き戻して返却、という行為は、作中でも既に過去のものとなりつつある行為。ライバル店ではDVDしか扱っていない、という話も出てくる。今はレトロになりつつある「巻き戻し」は、「逆回転」という言葉では代替が利かないのではないか?


 それから、ジェリー役にジャック・ブラック。この人は、脇役・端役で出てるなら好きな俳優なんだけど、主役になると味が濃すぎてイヤになる。そういう性格と、デブという体格から、ジョン・キャンディの後継者という印象が強い。貧乏な白人を演じると、リアルすぎて怖い(笑)。
 ビデオ店のオーナーであるフレッチャー氏を演じるは、ダニー・グローヴァー。って誰だっけ、絶対に観たことあるんだけど、と思って調べたら、「リーサル・ウェポン」シリーズのリッグス刑事じゃない方の人か。随分老けたなー。
 マイク役はモス・デフという人。ラッパーと俳優の兼業らしい。この映画では、マジメな好青年を演じていた。音楽も演技も真面目に取り組んでいるんだろうなーといった感じ。
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 映画「僕らのミライへ逆回転」を観た。監督はフランス人のミシェル・ゴンドリーだが、アメリカ映画。

 ビデオ店の留守を任せられた若者マイクだったが、友人ジェリーの起こした事故で店中のテープの内容が消失してしまう。困惑するジェリーとマイクだったが、二人はテープの中身を自分たちで撮影して貸し出すことにした……という粗筋。

 全体に、強引な展開の目立つ映画だった。
 自家製リメイクを作ることになった、テープの消失事故もかなり強引だし、最初はパラノイアだったジェリーの性格もいつの間にかまともになってしまう。

 最大の見せ場であろうはずの、有名映画のリメイク撮影をもっとじっくり見せて欲しかったけど、こちらは予想外に駆け足で消化されてしまった。残念だ。「ゴーストバスターズ」「ラッシュアワー2」あたりは非常に面白かったので、他の撮影場面にもっと時間を割いてくれてもよかったのに……。

 ミシェル・ゴンドリーはミュージック・ビデオで有名な監督で、Daft Punk「Around the World」とかカイリー・ミノーグ「Come into my World」とかChemical Brothers「Star Guitar」とか、とにかく強烈な映像を撮る人。という知識があったせいで、過度に期待して臨んでしまったのかもしれない。
 強烈な映像、といってもChemical Brothersのそれは伝わりにくいかもしれないけど、ビートマニアみたいな音ゲーの画面だと思ってもらえれば納得いくと思う。音ゲーの好きな人は是非どうぞ。


 ここから先は、結末に触れる可能性の高い感想文。


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 早稲田松竹で、映画「トロピック・サンダー」を観てきた。
 この近所を歩くようになってもう十年経つけど、恥ずかしながらこの映画館に足を踏み入れたのは今回が初めてだった。料金が安いので、中はどんなことになっているのかと思ったが、意外と普通の映画館だった。むしろ新宿や池袋にあるヘタな映画館よりもよっぽど良いシート、良いスクリーンだった。今まで入ったことなくて本当にすいませんという気持ちだ。
 ちなみに、マイカルサティはポップコーンの甘い匂いがするのがなんともやりきれない。


 さて、肝心の映画の方は、面白かった。メル・ブルックスやマイク・マイヤーズに比べればなんぼマシか分からないくらいちゃんとした映画で、日本人にもちゃんと笑えるコメディである。
 だけど欲を言えば、もっと悪ふざけして欲しかった。これがアメリカ人の限界か……。


 ベトナム戦争映画「トロピック・サンダー」を撮影しようと、アジアの森の中で奮闘する新米監督。しかし、古強者の俳優たちはまったく監督の言うことを聞かず、撮影開始からたった五日で予算を超過。バカンス気分の俳優達のケツを蹴り上げるため、原作者と監督、特殊効果係が共謀して採った策は、俳優達を森の中に放り込み、木々の間に設置したカメラで隠し撮りすることだった。

 監督・脚本にして落ち目のアクションスターを演じるベン・スティラー、演技オタクの俳優に扮するロバート・ダウニーJr、下ネタコメディ俳優役のジャック・ブラックの三人が主演格。
 この他、大勢の有名俳優が友情出演。特に、トム・クルーズが普段の主演映画よりもよっぽどいい演技をしていたよ。二枚目ばっかりやらないで、たまにはこういう役もやって欲しいなー。あと、やっぱり身長差を感じさせない撮影トリックを駆使していた(笑)。

 ジャック・ブラックは本当に「ジョン・キャンディの後継者」だよなー。


 ここから下は、映画の結末に触れる可能性も含む感想文。


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 最近、まんが「中国の歴史」の続きを読みに図書館に行ったら、ちょうど読みたかった三巻がなかった。いま春休みだし、三国時代の巻は人気もあるだろうし、まあ仕方ない。こういう日もあるさと四巻を手に取った。
 五胡十六国ってほんとややこしいな! 隋の時代が意外と短いのにも驚いた。

 ……どんだけ世界史の授業中に寝てたか、ばれてしまう感想では、ある。

 第五巻で唐の時代まで終わったんだが、ネタがもつのかどうか心配だ。


 さて、懐かしのエロまんがを紐解くシリーズ第三弾。がぁさんの「恋の活造り」
 去年BLASDEADのライブで訪れた札幌で、ブックオフに立ち寄った時に見つけた単行本。ここ五年くらい探していた本だったので、遠征先で見つかって喜びもひとしおだった。


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 瀬川深「ミサキラヂオ」の周波数について補足。
 その後たまたまご本人と顔を合わせる機会があったので、直球で質問してみたところ、
「ミサキラヂオでは、メガは省略して言ってるだけです」
とのこと。なるほど納得。

 まぁ確かに、いくらなんでもメガやキロがなかったら、普通、校正の段階で気づくわな。無粋なツッコミをしてしまい、申し訳ありませんでした。


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