May, 2003

 

 

皐月二十七日 (火)

この五月は、
HELLOWEEN / RABBIT DON'T COME EASY
DGM / Dreamland
CHINCHILLA / The Last Millennium
DESTRUCTION / Live Devastaion
高橋ヒロシ「クローズ」24巻、南京ぐれ子「DROPS」2巻、榎本俊二「えの素」8巻、にざかな「B. B. JOKER」1・2巻、
吉田戦車「殴るぞ」3巻、「CAROL」(ゲーム)、ディケンズ「二都物語」、クラーク「2010年宇宙の旅」などを買ったり借りたりもらったりした。
そして、CATHARSIS / DEAの同志を増やそうと画策したりした。

まだGRAVE DIGGERの新作を買っていないことに気付き、焦る。

 

皐月二十五日 (日)

寝ながら鼻血を出したり耳血を出したりということは以前にもやったことがあるが、昨晩は眠りながら舌を噛んだらしく、
口の中が血の味であふれていたよ。

 

皐月十五日 (木) 北風がバイキングを作ったって、ヒゲのおっちゃんが言ってた。の巻

表のページから、
カダッシュへのリンクを張った。
名前を一見するとゲームのサイトのようだが、トップページまでもがゲームのサイトのようであり、マニアならばノックアウト確実。
俺の知り合いが結成したバンドで、メンバーの三人は全員が確実な腕前の持ち主として知られている。
そのため、仲間内では今から「どんなバンドになるのか?」「どんなライブが見られるのか?」と、話題沸騰中なのである。


雨の中バイクを上野まで走らせ、その後、早稲田のバイク屋まで押して歩いた。
神楽坂で力尽きそうになった時、助太刀が出現。
見知らぬ白髪のてっぺんハゲ紳士だった。
坂の上まで、バイクを後ろから押してくださった。ありがとうございました。
何の変哲もないおじさんだったのだが、あの時は仏様って本当にいるのだなと心の中で手を合わせたものだよ。
てっぺんハゲ様は生き仏様じゃあ。
先日はバッテリーが上がったところをガソリンスタンドで店員さんに直結してもらって助かったし、今回は見知らぬ人に
坂で後押ししてもらって命拾い(下手すりゃ本当に死ぬ)したし…。
ひょっとすると世の中は俺の想像するほど悪いところじゃないのかもしれない。
そして、世の中は想像よりも坂が多い。

修理代・部品代として三万円払ったあくる日(今日)に、エンジンの不調で再度(何度目だ)バイク屋へ行かねばならぬ不思議。
いくら俺がバイクを宝の持ち腐れにしてるからって、修理する時に手を抜かれたんじゃたまりませんや。ええ。

おまけに---そして最も困ったことに---バイク屋の店員さんは、俺がどこからバイクを押して歩いてきたか訊ねてくれなかったの。
「どこから押してきたんですか?」
「上野からです」
「雨の中、それは大変でしたね。どうぞ中へ入ってお茶でも飲んでください」
と、なるはずだったのだが、とんだ番狂わせだわい。

バイクを押してても二時間十分くらいで辿り着ける、ということは、早稲田から上野まで晴れた日に普通に歩けば一時間くらいかしら。


LED ZEPPELIN / Presenceのかっこよさにやられたよ。
アルバムで「IV」までしか聴いたことがなく、単にブルーズとフォークの混交を行なった偉大なバンドなのかと思ってたけど、
彼らはそんなことよりも遥か先へ行っていたのだと初めて知った。
特にボンゾがかっこよすぎ。
音、デカすぎ。
加えてジョン・ポール・ジョーンズとロバート・プラントとジミー・ペイジが飛びぬけてかっこいいのであり、ツェッペリンてすげえなあ。
(こんな感想は、スピードメタル至上主義者だった昔の俺なら出てこなかったに違いない)

その後
BLACK SABBATH / Master Of Realityを聴いたら、緊張感はないしディオ様が歌ってるわけでもないし、
まったくもって俺は聴く順番を誤った。

こうして'70sロックで経験値を高めておいて、万全の態勢で
SIGHに挑もう、というのが直近の計画。

 

皐月十二日 (月) まさか村田将五が武装戦線の六代目頭ってことはないよな? の巻

親戚に拉致され、静岡の山奥でカラオケをする羽目に。
とてもノーマルな人達のノーマルなカラオケであり、非常につらかった。
居辛かった。
こいつらと俺は本当に血がつながってるのか、と首をかしげてみたりした。
が、顔は似てるので、とりあえず親戚ではあることだ。

先日、風呂に入っている時に地震が起きた。
震度三か四だ。
そのとき頭によぎったのは、「大地震がきて屋外に避難するとしたら、お約束により股間を隠すものは洗面器であろう」という思いだった。
もう少しマシなことを考えればいいのにな。

SOILWORK / Figure Number Fiveを聴いた。
カッコいいですねえ。
カッコいいですよねぇ、ええ。
売れてるんでしょう?
売れまくってるんでしょうねえ。
ところで、俺にゃ一曲目がIN FLAMESと完全に区別がつかないんだけど、ダメ?
そんなことじゃ、ダメ?
最近ねえ、いくら理屈をつけたところで、結局俺は「ワカモノたちの好きな音楽についていけないだけのジジイ」なんだなって
実感するのよねえ。だから許して。ダメ?
そういうわけで、矢張り
SOILWORKの最高傑作はChainheart Machineとす。
それにしたって、一曲目はIN FLAMESと似過ぎているだろうよ。本当に区別つかねえんだよ。

SOILWORKの面々が美輪明宏の大ファンで、「ヨイトマケの唄」を直訳してバンド名にした、という挿話はSOILWORKファンの間では
もはや常識であろう。
 ※ 意味が分からない人は、「ヨイトマケ」の意味をおうちの人に訊いてみて下さい。


アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」を読み終えた。
キューブリック監督の同名映画作品と並行して書かれていたとかで、あの映画を見て難解だと思っていた俺としては
手を出しにくかったのだが、じつはこの小説はあの映画の解説書みたいなもんであった。
もっと早くに読んでおけばよかった。
この解説書抜きであの映画の意味をわかれなんて、無理な相談だよ。
少なくとも俺にとってはな。
内容に関しては
「幼年期の終わり」の方が好きだな、という程度の感想しか持たなかった。
スターチャイルドのこともモノリスのこともガニメデ人のことも全く明快に説明されていないので…。
そのへんをきっちり説明してくれないと、どうも寝覚めが悪くっていけねえや。
それとも、普通の読者には把握できていることが、俺にはできていないというだけのことなのかな。

スターゲイト以後の展開があまりにも強引で、それまでじっくり築き上げてきたクラークの2001年の世界が
まったく何の伏線にもなってないのも腑に落ちない。
月への連絡船だろうが、月面車だろうが、土星探査船だろうが、あそこまで技術的に裏付けの取れているもの(取り得るもの)を
描く必要はなかったのではないだろうか。
なぜなら、結局「モノリスは超時空的な知性によって建造され未開の種族に知性を与えた」みたいなことで結論にしてるんだからさ。

2003年になってから読むとそう感じるのだけど、発行当時はあれでも衝撃的だったのだろうなあ。
でも、それなら
「幼年期の終わり」でもいいんじゃねえかって気はするしなあ。

夢野久作「ドグラ・マグラ」を読み終えた。
医者が精神病患者に殺人をさせる話である。と言えば言えなくもない。
とりあえず気色の悪い話であり、趣味の悪い話でもある。
これも、発行された当時は評判だったのかもしれないけれども。
フィリップ・ディック並のグルグル感を味わうつもりで読んでいたら、意外とあっさり終わってしまってがっかり。

そしてチャールズ・ディケンズの
「二都物語」を読み始めたのが昨日であるが、この作品の題名を黒岩涙香が
「二兎を追うもの一兎をも得ず」と誤訳したのは有名な話である。
その挿話を耳にしたスティーヴン・キングが大作「IT」を執筆し始めたのだが、森喜郎の「アイティーってなんだ?」発言によって(以下略)


月刊チャンピオンの
「ブリーチャーズ」が終わってしまい、残念。
本格的に絵が上手くて物語もSF的な細部もカッコいいまんがだったのだ。
同様に、先月最終回を迎えた
「エルドラッド」も、物語がパクリくせえ点を除けば非常に暑苦しくカッコいいまんがだったのだ。
ちゃんと読んでみると、月チャンも侮れないな。
「WORST」は別格としても、「香取センパイ!」だって不良まんがとしてばっちり高品質だしな。
格闘好きの間で話題の
「ブラックマンデーナイト」は骨太の格闘まんがだと思っていたが、今月はギャグっぽい展開で、白けた。
このまんがはとても面白いのだが、絵柄が全く安定しないのでとても不安だ。

……賛否両論あるだろうけど、俺は
「Rock'n爆音」(「ロックンコール」と読む)は面白いと思う。
これが来月に最終回を迎えてしまうので、とても寂しい。寂しいよ。

なお、同誌で先号から連載の始まった陸上まんが
「ランナーズ・ハイ」(原作:七三太朗、漫画:井深英記)は、主人公の走り方が
Leafのエロゲー「誰彼」の登場人物たちの動きと似ているので、「誰彼」ファンは要チェックだ。
…「誰彼」にファンなんかいればの話だが。
それはともかく、これもまた良質のスポーツまんがになっていく予感がある。
七三太朗が原作だし、安心して読めるわな。
しかし、いまどき学校指定の女子体操服がブルマってのはなんつーか、こう、頼もしいでゲスな。ウヘヘ。

月チャンの他のまんがは、ツッコミどころが多過ぎるので取り上げないけどな。
雑誌全体としては、正に玉石混交。
言ってみれば、中期
RAGEの代表作「Secret In A Weird World」みたいな味わいの雑誌。

 

皐月七日 (水) 第三話 エロい山脈

おおひなたごう「フェイスガード虜」一巻を購入。
なに?
このまんが?
おもしろすぎない?
おおひなたごうってなに? ダレ?
まんが家?
っていうか神?
ギャグまんがの神以外の何者でもないっていうか?

以上の経緯を持ちまして、おおひなたごうは神と決定しました。
私は異常の敬意をおおひなたごう氏にもつ者です。
素直に笑えるという意味では、今まで読んだどのまんがよりも上だと言えます、断言できます。
「モテモテ王国」よりも「伝染るんです」よりも。

桃山ジロウ「自選傑作集」を購入。
長い経歴があり、単行本もたくさん出している人なのだそうだ。
俺はこの本が初めて読む桃山ジロウであり、初めて買う桃山ジロウなのだが。
この単行本には、監禁を主題とするエロまんがが並んでいる。
「羊たちの沈黙」のバッファロー・ビルが監禁殺人の代わりにバイブ責めをやっているようなまんがだと思ってくれ給え。
「小さい女の子以外だと、俺はこういうのが好きなのだなあ」とちんこをこすりながらしみじみ。
桃山ジロウにせよ氏賀Y太にせよ、画面から漂ってくる作家の怨念というか力場というか、そういったものに何かの弾みで
一旦同調してしまったが最後、大変なことになるのだね。ちんこが。
これを買ってから十日くらい経つが、飽きずに使用している。

ロリコンもののまんがもそうだが、この本なんかも世間的には見とめられるどころの騒ぎじゃないよな、と思う。
理性の側からすれば、こんなもんギャグまんがでしかないのだが、本能の方が著しく反応するので俺も大問題だと思う。
そんな折、おたく仲間で飲み会があったので、同席した同人まんが作家たちに読んでもらった。
大ウケした。
このディープでアンダーグラウンドで深くて地下的な世界の魅力を受けとめてくれる友人(と呼んでも許してくれるだろう)を
持ったことを非常に嬉しく感じた。と同時に、そんなまんがでもりもりオナニイしまくっている自分はやはりどうなんだろうという迷い。


KING CRIMSON / REDに感銘を受けた。
今までメロスピしか聴いたことなかったけど、こんな世界もあったんだ。
という感動がある。
フォークでもメタルでもジャズでもブルースでもない、音楽的なグレーゾーン(いやむしろレッドゾーン)に位置するアルバム。
「クリムゾン・キングの宮殿」も好きだが、
REDも一生モノの作品かもしれない。

 

皐月六日 (火)

コミティアにいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

IRON THUMBのメンバー紹介のコーナーを更新しました。
おひまでしたらご覧下さい。

「アステカというとあれか、スタート直後に後ろに進むと落ちるやつ」
「それはカラテカです」
悲しいことに、この会話は実在した。

「まどみちおというとあれか、新聞でよく似顔絵かいてる人」
「それははりすなおです。「お」しか合ってません」
本当に悲しいことだが、この会話は実在した。

HAMMERNATIONの情報も更新。
久しぶりに開いてみたら、半年くらい更新がなかったことが判明。
GRAVEWATCHというタイトル自体、自分では忘れていたよ。

 

皐月五日 (月) 午前四時

「リロ&スティッチ かけちがえたボタン」
ディズニー系炉利エロゲーでクリスティーネ剛田似のハワイ人が主人公。

いまから三時間寝てコミティアだバンザーイ

 

皐月一日 (木)

ここ数ヶ月この箇所が更新されにくいのは、俺の机の上からノートPCを発掘するのが大変になってきたからだということは論を待たない。

SOILWORK / Natural Born Chaos、かっこいいなあ。
典型的な「メロデス」ではなくなってるけど、これなら十分アリだわ。
言うなら
DARK / REVOLUTIONみたいなアルバム。

 

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