July, 2003

 

 

文月二十九日 (火)

Burrn! を確かめたところ、やはり
RAWHED REXXGLENMOREの人脈だった。ボーカリストが。
そしてギタリストが元
LETTER Xって…。
あまりに意外で笑ってしまった。
全然
RAWHED REXXの音楽性とは結びつかないぜ。

そんなわけで、最強のメタル図書館「高島平図書館」において
LETTER X / BORN INTO DARKNESS
LETTER X / REFLECTIONS

の二枚を早速借りてきたわけだが、途中で寝るかと思った。
和田誠が幾ら押そうと、やはり
LETTER Xはメロディアス・ハードのバンドだよ。

FUNERIS NOCTURNUM / CODE 666
これは…なんだろ。
前からこんなバンドだったか?
たしか以前はブラックのバンドだったはずだが、いつのまにかメロデスに。謎だ。

 

文月二十五日 (金)

弁護しておくが、
DRAGONFORCEは、イタリアから出てくる「最近の若者」とは一線を画した存在で、メロディにきちんと個性がある。
速いだけじゃない。
単なるRHAPSODYのフォロワーじゃない。
ちゃんと頭を使って曲を作ってるんだ。
ということが分かるので俺は好きだ。

後輩「ステインというバンドがですね…」
俺「プリーストのステンド・クラス?」
後輩「違います」
俺「ああ、Blood Stained Childね?」
後輩「違います」
つくづく自分は嫌な奴だと思う。

バーネット「秘密の花園」は、古典的な児童文学の名作である。
イギリス貴族の娘が、インドから帰ってきて、伯父の家で園芸をしながら健やかに育つというお話だ。
子供向きであるだけ「嵐が丘」などよりも読みやすく、物語も明快であるという理由で、俺はこちらの方が好きだ。
「嵐が丘」なんて、「ヒースクリフを殺しゃいいじゃん」で終わりになるもんな。
登場人物がそうしないもんだから、読んでいてもどかしい気持ちになる俺は、世界名作を読む資格がないのかも。

 

文月二十四日 (木)

何も用事がない日には昼の一時まで寝てしまう。
なんだか時間の無駄をした気がするのだが、起きていても同じことだと開き直る。

先月購入した
GRAVE DIGGERの新作RHEINGOLDだが、「イマイチ」以下。
駄目だわこいつら。
どうしてコンセプトアルバムだとつまらない曲になるのだろう。
コンセプトアルバムではない前作
GRAVEDIGGERは、曲があんなに良かったのに。

PARAGON / LAW OFF THE BLADEがよい。熱い。
所属しているSpritual Beastという会社がまたよい。
他に抱えているバンドが、
TANKTWISTED TOWER DIRERAWHED REXXときては、もう、辛抱たまらんわい。
(注:どれも暑苦しいバンド)
ところで、
RAWHED REXXはメンバーがGLENMORE関係なんだっけ? そんな噂も聞いたような…。
なんだか音が似ている面があるので気になる。

BRAINSTORMの新作、もう日本盤が出てるはず。買いに行かねば。

相変らず
RUSHが素敵。
この
COUNTERPARTSというアルバムが有名なのかどうかは知らないが、俺にとっては十分に名盤。
歌詞もまたかっこいいんだな。
「For you and me, sex is not a competition」とか「彼のパーティに招かれていったら僕はノンケで少数派だった」とか…。
社会派のすかした歌詞がたまらぬ。

先月買ったメタルCDでは、やはり
CATHARSISが一番。
このまま成長していけば、こいつらは大きく化けると思う。
DRAGONFORCEもかなり良いが、やっぱちょっと飽きがきた。

リチウムと対バンしたセックスアンドロイドのライブが良かったので、アルバムを買ってみた。
「支離滅裂」というタイトル。
帯の叩き文句が「史上初! 二度目のファーストアルバム」。いかすセンスだ。
中身はちょっと前に録音したものらしく、俺がライブの時に「いいな」と感じた歌メロの臭さはあまり感じられなかった。
現在、次のアルバムをプレスするための資金をためている状態だそうだ。
その音源が出るのが楽しみ。

日曜日、Tシャツの即売会に売り子として参加。
同人誌とは根本的に違う世界であり、のんびりと会場を見て回ったりした。
仕事がなくて店番までのんびりだったのは、少し残念だったけど。

人は他人を完全に理解することが出来ない。
ということは前から知っていたけど、それがどういうことか体で分かってきたのはつい最近。
世間をこれほど怒ったり憎んだりしているのはどうも俺だけらしい。


ひねもすのたり「艶色百物語」福満しげゆき「まだ旅立ってもいないのに」購入。
前者はエロまんが。
どこかで見た絵だと思っていたら、先日買った同人誌の作家だった。
そうか、商業誌でも描いていたのか。
と思って単行本を読んでいたら、雑誌でちらちら見かけた作品が収録されているではないか。
つまるところ、俺のアンテナは常に正しい方向を向いているのだ。

後者は青林工藝社から出たまんが。
買おうか買うまいか悩んだのだが、「買わずに後悔するより買って後悔」の原則に従い、購入。
内容は非常に説明しにくいので省略。
下手なのか上手いのか、つまらないのか面白いのか、明るいのか暗いのか、よく分からない、非常に青林工藝社らしいまんがである。
好きだ。

迷って買ったといえば、
おがきちか「チカマニアックス」も迷ったなあ。
この人もエロまんがを描いてる人なんだ、と思いつつ立ち読みしていると、やはり読んだことのある作品が。
俺のアンテナは同じ方向にしか向いていないらしい。常に同じ電波を拾う…。
この本は、おがきちかがぱらぱらと色んな雑誌に描いた作品をまとめたものらしい。
忍者モノとか妹モノなどがなかなか面白いのだが、一番よかったのは、非エロの「ひとはだスパイラル」。

おがきちかは、俺にとって、
うらまっく松本耳子と同じくエロ以外の部分が面白いエロまんが家である。

迷った末
岡田芽武/車田正美「聖闘士星矢 エピソードG」の一巻も購入。
キング「ヘッド・ダウン」バーネット「秘密の花園」アン・ライス「ザ・マミー」太宰治「二十世紀旗手」読了。
後輩に借りた
諸星大二郎の単行本三冊もまとめて読んだ。

 

文月十九日(土) 受信メール一挙公開。

十二歳が驚いた拍子に四歳を殺しちゃったりとか、六年生女子四人が渋谷で監禁されたりとか、色々大変な世の中であるわけだが。
そうした事件の起こる前、先月の或る日曜日、友人K(仮名)とカラオケをした。
Kの引っかけてきた女子中学生、湯気(仮名)と式根島(仮名)の二名を交え、計四名である。
カラオケは全く盛り上がらず、密室にまずい烏龍茶を飲みに行っただけのようなものである。
メールアドレスの交換をしたのだが、俺は湯気(仮名)とのメールのやり取りに疲れ果て、メールを出すのを止めた。

以下は、湯気(仮名)から受信したメールの内容である。
誤字、全角半角の取捨選択、顔文字に至るまで、原文ままである。

6/29 17:51 どーもこんにちは。湯気です。今日の歌ちょーおもしろかtったです!(笑)
 
※注 ブルーハーツの歌は俺が歌うと面白いらしい。
6/29 18:27 いえいえ、全然ですよ。これから家に帰るんですか?
6/29 19:01 (笑)そーなんですか!不良みたいな感じですか?
6/29 22:41 そーなんですか!?こわいですね。(笑)薬かぁ〜。麻薬とかは持ってるんですか?
6/30 12:47 そーなんですか。外国に連れていっちゃうとかどーゆー意味ですか?
6/30 17:15 奴隷ですか??イタバシさんが、外国に出すんですか!?
6/30 22:13 バイト終わりましたか?あの、K?って人にアド教えました?
6/30 23:33 裏の顔って感じですね。。全然そんな感じじゃないのに。楽しいですか?
7/01 12:06 イタバシさん、数学得意ですか?テスト22だったから教えて下さい。まぢで。
 
※注 どうやらテストの得点のことらしい。
7/01 13:05 いや!全然平気です。湯気よりは出来ると思うから。教えてくれますか??そろそろやばいです!
7/01 16:13 数学は、今一次関数とかゆーのやってます!今日から入った。でも連立方程式がわからないです!
7/01 17:06 代入するやつです。全然なんとかならなくて。。(^^;) 今何してんですかぁ?
7/01 22:25 今タバコの火の所を指でさわっちゃった(>_<)まぢ熱いよ(>_<)
7/01 23:12 別に不良じゃないですよ。。  あの、こないのだの、式根島って可愛いですよね!!
 
※注 吸ってたこと自体は否定しない。
7/01 23:17 (笑)そーですか。イタバシさんは、今彼女さんとか好きな人とかいるんですか?
 
※注 脳内彼女だとか二次元のことに付いては、黙秘していた。
7/02 00:37 そーなんだ。彼女とかは大事にする方ですか?
7/02 00:41 へぇ〜。なんか以外。あんま女に興味ないとかですか?
 
※注 誤変換も原文のままである。
7/02 00:46 興味ないわけじゃないんですよね。そーですよね!(笑)どーゆー子がタイプですか?
7/02 00:53 (笑)うけますね!名前、普通に湯気でいいんで。外見とかあんまり気にしない感じですか?
7/02 01:02 外見より中身かぁ。じゃぁ、湯気は外見も中身もダメだから、対象外ですね。ってか年的にムリ?
 
※注 年齢の問題ではないと思うのだが黙して語らず。
7/02 02:08 めずらしいですね。顔てかまぢ最悪だし。かわいけかるためには?
 
※注 本当に原文のまんまだから。
7/02 11:40 昨日は、寝ぼけててなんか意味不なメール送りましたよね?ごめんなさい。今何してんですか?
 
※注 このメールへの返信以降、何も送っておらぬ。
7/02 18:29 すごいですね。湯気はこれからご飯です!
7/05 17:39 なんか来週の13日にまた遊ぶみたいな感じになってんですか?式根島が言ってたけど
7/09 23:25 13日はなくなりました。あとKさん慰めてあげて下さい 落ち込んでるはずだから。
7/19 21:47 今晩和!湯気です!イタバシさん、こないだKさんと一緒に飲んだんでしょ?
 
※注 飲んでない。


誘ってくれた友人Kには大変感謝しているし、下心もなかったわけではないのだが、やっぱ本物の女子中学生となんかとは
やっとられませんわ。こちらからメールを出さなくても、未だにメールを寄越すのを止めないのも不気味だし。
世の中の女子中学生がどいつもこいつもこんなんだとしたら、渋谷で監禁される事件だって氷山の一角なのかもしれないな。
遠方に住んでいるメタル友達とCDの交換をやってる方がよっぽど楽しいわい。
ENTOMBED最高。
PARADOXも最高ー。

 

文月十七日(木)

音源リストを更新。

 

文月十四日(月)

昨晩は、NAGLFAR / SKINLESS / NILEのライブを見てきた。
NAGLFARはかっこよかった。
素人臭いという声も一部で聞かれたが、北欧の田舎からやってきた連中の初来日なので仕方ない。
むしろ演奏にほとんどミスがなく、素晴らしいライブだと思ったがそれはファンの贔屓目か。
とにかく、どのバンドも楽しませてくれた。
素晴らしい一晩だった。

 

文月十日 (木) まず、プーケットと言われて「何の即売会?」と答えるのを卒業しよう

先月書いた「スタインバーガーの故障」は、先月半ばに無事回復していたよ。
報告が遅くなってごめんよ。

IRON THUMB PALACEのトップのデザインを変更した。
またデザイン変更かよ、というお叱りは甘受しようと思う。
しかし、いくら叱られようとデザインを変えるのは楽しくてやめられない。
EB110SS風に言えば「らって好きなんらもん」といったところ。


どっか日本国の南の方で、十二歳の少年が四歳の小児を殺害したとか。
その少年の担任の教師が「少年の変化に気付いてあげられなかった」とのたまった(7/10朝日新聞夕刊/下線俺)そうだが、
「気付いてあげる」という一段上に立った物の見方をしている限り、生徒の変化に気付くなんてことは不可能だろう。

だからといって、メディアに取材されて「ひとクラス四十人の生徒を抱えているんだ。ひとりひとりの生徒の細かい生活にまで
いちいち指導をしてられませんよ」と言うのも非常識だ(ホントだけど)。
それはそれで大事件になっちまうだろうから、先の発言の類のことを述べるのは至極まっとうな反応であるとも言えよう。
俺としては、「少年の変化に気付かなかった」を推奨する。

人間として至極まっとうな反応をしたのに、気狂い連中から責めたてられるというのもよくある話。
ちょいと前に大阪の小学校に刃物を持った気狂いがやってきて小学生を斬り殺した事件において、教諭が気狂いと刃物を見て
逃げたことを被害者の両親どもがまるで気狂いのようになって「お前が代わりに死ねばよかったんだ」(要約)と責めたそうだ。
ひとクラスに四十も詰めこまれている、大根だか児童だか分からんものを守る為に命を賭けられるか? と自分に引きつけて
考えてみると、「いや、そりゃ普通は無理だろ」って思うよ。
そりゃ被害者には同情するけどさ。
被害者の両親にまでは同情できないって話。

むしろこの場合、教諭も被害者だしな。

で、先の話に戻るけど、十二歳の少年は、「小児にいたずらするのが目的だった」と供述しているとか。
もしもこの少年が自宅にチャイルドポルノを山ほど隠していて、ショタ同人誌がメディアに大々的に取り上げられて、
ヒステリー女性議員たちがチャイルドポルノ禁止法案を強化するために蟻の如く走り回るようなことになるのではないかと
気が気ではないのだが、同時に、少年が警察に対して「チャイルドポルノが見たくて見たくて見たくて見たくて仕方がなかったのだけど、
十二歳では売ってもらえないから、代わりに実物に手を出した。もしもチャイルドポルノが禁止されていなかったら、僕はこんな事件を
起こさずに済んだのになあ」と語ったならば、世の中、少しはよくなるのではないだろうか……と妄想するのも禁じ得ぬところである。

や、もちろん被害者には同情してますよ。


ところで。
そういった事件の被害者の御両親。
事件のことを新聞屋さんなんかに取材され、亡くなった子供を引き合いに出して、
「天国のxxxxちゃんも喜んでると思います」とか、
「こんな判決では天国のxxxxが浮かばれない」等の談話をする人々は多いけれども、今まで一人として
「いや、死んだら塵に帰るだけなんで」とか、
「死ねば天国のイエス・キリスト様といつまで幸福に暮らすことができるのです」、といったことを言い出す御両親は見たことがない。
子供が死んだ悲しみで、おかしな宗教に転ぶ両親なんてのがもっと報道されたら面白いのにな。

や、もちろん被害者には同情してますよ。


次回更新は「イタバシミノル('70年代生まれ)が女子衷学生と携帯メールで遊んだ話」です、お楽しみに。

 

文月四日 (金) 建国記念日

アルバイト先の社員(男)が結婚した。
のは知っていたのだが、ムコ入りだなんて誰も教えてくれなかったぞ。
公式な変更なんだからアルバイトにもきっちり教えてくれよ。
彼宛の電話を、危うく間違い電話として処理するところだったよ。

七月四日付けの朝日新聞夕刊七面に「英国ロックバンドのスコーピオンズが…」という記述があるんだが、ロックを好きな人間が
記事を書いているならば、スコーピオンズを英国出身だなんてどうして間違うんだろうか。
メンバーの弟が有名なギタリストで、彼がイギリスのバンドで活動してたから、その辺で勘違いしたのか?
どうなんだ朝日新聞。

 

文月一日 (火)

ピアスが指で曲がるほど柔らかいので、ひとつヤキを入れてやるかと思い、ガスコンロで熱したところ、融けてなくなった。
少なくとも鉄ではなかったらしい。
みんなも気を付けてくれ。

先週はキングの長編
「骨の袋」も読み終えたんだった。
亡き妻が死ぬ直前の行動を調べるうちに、謎は湖畔の別荘へと焦点を結び始め…という話。
悪く言えば「シャイニング」の焼き直しと取れなくもないが、良く言えば、家族愛を描くキングの真骨頂ということになるだろう。
この小説の主題は「家族」だ。
「下手な小説家の作品に出てくる人物など、骨の入った単なる袋に過ぎない」という意味の言葉から取られた「骨の袋」という題名も
内容に深く結びついている。
キング自身の小説論としても興味深く読める一冊。

 

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