IRON THUMB
IRON THUMBの 「猿蟹アルマゲドン」
いつのまにやら第十二作目。コンセプトは……特に……ありません…………。
*** メンバー ***
太一.I.太一 vo

板橋実 b, g, vo

中坊俊平太 g, vo

太一.F.太一 g, vo

おなじみの面子にておなじみの調子で作られたアルバム。
過去の名曲のリメイクを中心として制作された。
その一方で新曲四曲とカバー一曲を含む、熱い男たちの43分間のドラマ。
最後に生き残るのは、猿か。蟹か。

ドラムは打ちこみです。悪しからずご了承下さい。

 

02. 親父ハイウェイまっしぐら
03. タージマハール発進
04. 042
06. 名古屋きしめん同盟
08. 食用係長
09. MITOMOカレー
11. AKISHINONOMIYA(新曲)
12. まむしの道三(新曲)
13. X線技師組合
14. 五人死亡
16. 太宰治発進
17. 毒印度
19. アマノフォアボール
20. 特殊学級(新曲)
21.
22. 栃東(新曲)
23. LIGHT IN THE DARK(カバー曲)

 

親父ハイウェイまっしぐら
作詞・作曲:板橋実

親父ハイウェイまっしぐら
誰も俺を止められないさ
親父ハイウェイまっしぐら
妻がいるのにエロビデヲ

今朝、目が覚めたら背広のまんまだ
昨夜のまんまだ、昨夜のまんまだ
あぐらをかいておならをしちまった
娘の目の前、娘の目の前

そうさ俺は三十過ぎて
立派な親父のはげあたま

親父ハイウェイまっしぐら
誰も俺を止められないさ
親父ハイウェイまっしぐら
妻がいるのにエロビデヲ

渋谷のチーマー、路上でブチのめす
想像しただけ、想像しただけ
日曜日には朝からゴルフだ
男には付き合いってもんがあるんだよ

そうさ俺は三十過ぎて
立派な親父のはげあたま

親父ハイウェイまっしぐら
誰も俺を止められないさ
親父ハイウェイまっしぐら
妻がいるのにエロビデヲ

 

タージマハール発進
作詞:板橋実+太一.F.太一&太一.I.太一
作曲:板橋実

追い求めつづけた仏の道
ただ人を救うとの誓いをし
ああ 尽きることない悲しみを
前に進みつづける力にかえて

朝が来れば光りあふれ
人は歩き始める

タージマハール発進だ
印度の空を越えて
タージマハール発進だ
悲しみの海を越えて

秘密兵器、超合金
三体合体、タージマハール

鉄の釘に打たれた 兄の声
不治の病に倒れた 母の顔
ああ 尽きることないガンジスの
水面を揺らしつづける風と共に

 

042
作詞:IRON THUMB
作曲:板橋実

 

名古屋きしめん同盟
作詞:中坊俊平太
作曲:太一.F.太一

オレンヂ色をひっくり返した
青く澄んだ空の下
大事な草鞋をなくしちまった
雲をつくよな大男

香る、香りたつ出し汁を右手に
君の涙をぬぐう台布巾

草場の陰から現れた
月のない夜にトラヴォルタ
寒さに耐え兼ねマッチをすれば
爪の中からアボリジニ

香る、香りたつ出し汁を右手に
胸に輝くマーク、彼らはそこに

名古屋、名古屋、名古屋きしめん
同盟の証
我ら、我ら、我らは歌う
尾張名古屋は城でもつ

香る、香りたつ出し汁を右手に
胸に輝くマーク、彼らはそこに

名古屋、名古屋、名古屋きしめん
同盟の証
我ら、我ら、我らは歌う
尾張名古屋は城でもつ

我ら、我ら、我らは歌う
名古屋名物味噌煮込み

 

食用係長
作詞・作曲:太一.F.太一

 

MITOMOカレー
作詞:中坊俊平太
作曲:板橋実

黄色い海をクロールで泳ぐ
印度仕込みのこのパワー
甘口、中辛、辛口も
お子様の舌を切る
大人が食ったら骨が溶ける
老人だったらお棺が必要
台湾政府が中国で
穴に入って「コンニチハ」

色がすごい 無味無臭
何なんだこのカレー
色がすごい 無味無臭
何なんだこのカレー

MITOMOカレー トンネルを封鎖
MITOMOカレー食いたくないけど
MITOMOカレー 勝手に口に入る
MITOMOカレー 土で出来てる

黄色い汁を人にかける
全身やけどで病院送り
赤の他人の胃を壊す
役人、警官、職業問わず
砂が入ってる ラジウム入ってる
やけに重いぞ希元素入りだ

大量生産、二分で十トン
橋を落とせ、池にぶちまけろ
女子供も容赦はするな
浴びせろ、すべての人類に
北朝鮮にもMITOMOカレーを
大量に空輸する
残しちゃだめだ、全部食べろ
残しちゃだめ、絶対に食わす

 

AKISHINONOMIYA
作詞・作曲:板橋実
(覚えて歌おうとしないで下さい)

お別れが名残惜しいよ AKISHINONOMIYA
左手の付け根がゆるい AKISHINONOMIYA
唐揚げを残さず食べたよ AKISHINONOMIYA
お風呂場で体を洗う AKISHINONOMIYA

授業中、落書きしたよ AKISHINONOMIYA
歩道橋、ふと下を見る AKISHINONOMIYA
グレゴリアン・チャントもかくや AKISHINONOMIYA
五円玉拾って喜ぶ AKISHINONOMIYA

捨てる神あれば拾うよ AKISHINONOMIYA
荒川で野宿をしている AKISHINONOMIYA
たこやきを一人占めする AKISHINONOMIYA
アルミ箔、電気を通すぜ AKISHINONOMIYA

くちびるに昨夜の名残が AKISHINONOMIYA
野良犬とけんかをしている AKISHINONOMIYA
未来からタイムマシンで AKISHINONOMIYA
女装して鏡を見ている AKISHINONOMIYA

つくばねの嶺より落つる AKISHINONOMIYA
脇固め春の野に出でて AKISHINONOMIYA
一部分隆起の激しい AKISHINONOMIYA
小粒でもピリリと辛い AKISHINONOMIYA

竜巻が西から近づく AKISHINONOMIYA
クレジットカードで買い物 AKISHINONOMIYA
画用紙が宙に舞うよな AKISHINONOMIYA
女装して鏡を見ている AKISHINONOMIYA

 

まむしの道三
作詞・作曲:板橋実
(歌詞の掲載は割愛させて頂きます)

 

X線技師組合
作詞:中坊俊平太
作曲:太一.F.太一&中坊俊平太

やせていく土地 枯れていく稲
みかんをつぶして
ポンジュース
秋には野武士が 降りてきて
猫を相手に
にゃんこめし

そんな農家の人々の
助けを聞いて現れた
みんなの期待を背負っているぜ
アイツらは

X線技師組合
ラララ おれたちの
X線技師組合
会費は月々二千円

荒れ狂う波 おさまらないしけ
魚をつぶして
つみれ汁
夏には海賊 現れて
サメを相手に
トム・ソーヤ

そんな漁村の人々の
助けを聞いて現れた
みんなの期待を背負っているぜ
アイツらは

 

五人死亡
作詞:中坊俊平太
作曲:板橋実
(歌詞の掲載は割愛させて頂きます)

 

太宰治発進
作詞:中坊俊平太
作曲:中坊俊平太(曲)+板橋実&太一.F.太一(歌)

君が笑顔を忘れたら
私はどうすれば良いのだろう
空は暗く、光は消え
人は絶望に沈むだろう

君が優しさ、忘れたら
私は命を絶つだろう
花は枯れ、鳥も消え
太陽は光を失うだろう

玉川の底がほら開いていくよ
笑顔の君を取り戻すために
玉川の底がほら開いていくよ
君の心を取り戻すために

鋼の体に注がれる
カルモチンがクールだぜ
今宵小袖の飲み代は
質に入れたる新兵器
七進法の頭脳から
お前の心をゲットだぜ
水平線の彼方には
俺の背中がクールだぜ

玉川の底がほら……

治、治
子供より親が大事
治、治
富士にはお前が似合ってる

Against the fate, feel the wind
Have no fear, fly so high
太宰治が飛んでいく
Against the fate, feel the wind
Have no fear, fly so high
太宰治が発進だ

 

毒印度
作詞:板橋実+中坊俊平太
作曲:板橋実

お前を殺す
そしてカレーを作る
殺人的な
料理教室

鉛の玉を くらってもらおうか
額の真ん中に 穴が空く
その穴に左手の 小指を差し込む
その中で その指を
くいっ

カレーが好きなお前のカラダは
りんごと蜂蜜 毒印度
楽しく激しく 元気良く
明日のパワーは原子力
毒が薬が毒で
印度カレーは印度産
もじゃもじゃもじゃもじゃ生えてくる
インドリンゴも印度産

腸の中からいい香り
肉と野菜で詰まってる
目の玉さえも玉ねぎだ
目に映るものは
喉をかきむしるほどの
鎖を引き千切るほどの
赤く熱く白く冷たい
純粋なカレーのみ

ターバンをつけた印度の人が
細胞分裂しているぜ
一人が二人に 二人が四人に
八人そろってビンゴゲーム
ビンゴで当たった景品が
印度のくせにアルジェリア
そうさおれたちビルマ人
心の底からバクシーシ

お前を殴る
そしてカレーを作る
鼻血がスパイス
鼻毛が鰹節

カテーテルをつけたまんまの
裸の年寄りたちが
夜中に墓場で 運動会
肉切り包丁構えたまんまの
太った未熟児たちが
夜中の牧場で 学芸会
甘口、中辛、辛口に
新たに苦口を作ってみた
嫌われものの苦口カレーを
お前に食わす
額の穴から 流し込んでやる

 

アマノフォアボール
作詞・作曲:太一.F.太一

零対零で迎えた
九回裏のツーアウト
ウグイス嬢が代打を告げる
ヤツはぬいぐるみを脱ぎ捨てる

ここで一発かましてやれよと監督の声がこだまする
メットをかぶりバットを握ってボックスに入る

初球は何がくる、様子を見るぞ
カーブかフォークかはたまたストレート

かっとばせアマノ
アマノかっとばせ

「フォアボール、バッター一塁」

アマノフォアボール
敬遠された
アマノフォアボール
一塁へ行け
アマノフォアボール
ぼーっとしてる
アマノフォアボール
隠し球でアウト

 

特殊学級
作詞・作曲:中坊俊平太

 


作詞・作曲:板橋実
否 否 否 否

 

栃東
作詞・作曲:板橋実
(歌詞の掲載は割愛させて頂きます)

 

LIGHT IN THE DARK (カバー曲)
Composed and written by Ricky van Helden
Originally performed by ATTACK

(カバー曲のため歌詞の掲載は割愛させて頂きます)

 

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